大学入試センター試験に臨む受験生=16日午前、東京都千代田区の法政大
共同通信社

 本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験が16日、全国の693会場で始まった。日程は17日までの2日間で、志願者数は前年度より4636人多い56万3768人となった。参加する大学・短大は850校で過去最多。大学の内訳は国立82校、公立84校、私立527校で、国公立大は大学院大を除く全校が利用する。短大は157校。

 大学入試センターによると、大きなトラブルの報告はなく、順調な滑り出しとなった。

 初日は地理歴史と公民、国語、外国語で、英語はICプレーヤーを使うリスニング試験もある。17日は理科と数学を実施。