バルセロナが、今夏の移籍市場で大型補強に乗り出す可能性がある。スペイン紙『スポルト』が16日に報じた。
同紙は、FIFA(国際サッカー連盟)が14日、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードに罰金と補強禁止の処分を言い渡したことが、バルセロナにとって“追い風”になると報道。マドリードの2クラブは18歳以下の選手の国際移籍に複数のルール違反があったとして、今夏と来冬の2度にわたり、移籍市場での選手補強禁止処分を課されている。
同国のライバル2クラブが補強禁止処分を受ける中、今冬の移籍市場で同処分が解けて補強可能となり「1年間、補強なしでシーズンを過ごすことの難しさを知る」バルセロナが今夏、大型補強に乗り出すと伝えられている。
同紙がバルセロナの補強ターゲットとして挙げているのは、ユヴェントス所属のフランス代表MFポール・ポグバ、パリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティ、そして日本代表DF内田篤人のシャルケに所属するU-21ドイツ代表MFレロイ・ザネの3人。ヴェラッティに関しては、移籍金7000万ユーロ(約89億8000万円)での取引が報じられている。