鈴木、鮮やか先制点=サッカー五輪予選

 2戦連続で先発した鈴木が、先制ゴールでチームを勢いづけた。

 前半27分、遠藤のワンタッチで相手の裏を突いた縦パスに走り込み、高い身体能力を生かして右足ボレー。「航くん(遠藤)にボールが来た時、『裏へ』と要求していいボールが来た。関係性が良かったのが全て」。イメージの共有で生まれた得点に満足そうだ。

 初戦の北朝鮮戦は、DFの植田が唯一の得点。FWの意地もあった。ジャマイカ人の父と日本人の母を持つ21歳。連勝で8強入りが決まり、「次は戦いやすくなったし、3戦3勝して決勝トーナメントに向かっていきたい」と意気込んだ。