大学入試センター試験で、受験生に配布されるリスニング用の機器=16日午後、東京・本郷の東京大(代表撮影)
共同通信社

 大学入試センター試験は16日午後、国語と外国語を実施し、初日の全日程を終えた。英語のリスニング試験ではICプレーヤーの不具合を訴えたり、教室が暗くなったりするトラブルがあり、午後9時現在の集計で、辞退した4人を除く253人が試験をやり直した。午前の地理歴史・公民では、岐阜県の会場で受験生の席の指定に誤りがあり、84人が開始時間を3分繰り下げた。

 東京都と埼玉県の会場で、誘導員のミスなどで計2人が75~85分開始を繰り下げたほか、点滅する蛍光灯の取り外しや、監督官の説明に時間がかかるトラブルが生じた会場もあった。

 2日目の17日は、理科と数学を実施する。