積もった雪の中を通学する小学生=18日午前8時ごろ、東京都調布市
共同通信社

 本州の太平洋側を急発達しながら進んだ低気圧の影響で18日、都心で6センチの積雪を観測するなど、関東甲信や東北南部の広範囲で大雪となった。転倒や事故が相次ぎ、共同通信のまとめでは120人近くが負傷。交通網は大きく乱れた。

 各地の消防などによると、埼玉県では転倒して骨折するなどして30人以上が負傷。都内でも40人以上がけがをして病院に搬送された。群馬県で13人、栃木県で9人、神奈川県で10人、茨城、千葉、山梨の各県でもそれぞれ数人がけがをした。宮城県でも10人以上がけがをした。