まさに名誉の負傷。
こちら米国ニールスミス国立野生生物保護区に住んでいるバイソン。なんと雷が直撃して、怪我を負いながらも強くたくましく生きているのです。
スパーキーと名付けられたこのバイソンは、2013年にアメリカ合衆国魚類野生生物局員に見つけられました。Karen Viste-Sparkmanさんが、肩のあたりに大きな血だらけのやけどを負ったバイソンを発見。魚類野生生物局は、動物たちが人間の干渉によって傷つけられてないか、苦痛を受けていないかを調査するそうです。でもこのスパーキーは人間に傷つけられたわけでもなさそうで、おろらく自然に運悪く怪我をしてしまったと結論づけられました。Viste-Sparkmanさんはこのバイソンはおそらく死んでしまうだろうと予想していたそうです。
傷を負ったバイソンを見つけたのは2013年のこと。そしてつい数週間前、Viste-Sparkmanはすっかり元気になった彼を発見。そして写真に収めました。肩のあたりに治った傷あとが確認できたのです。まだ生きていたうえに、元気そうな様子で! 魚類野生生物局のみなさんはそのバイソンを「スパーキー」と名付け、観察を始めました。スパーキーは雷に打たれたとき、9歳でした。そして3頭の子バイソンの父親でもありました。バイソンは20年から25年生きると言われているので、雷に打たれても回復し、たくましく生きるスパーキーがどれくらい長生きするのか興味津々です。
image by USFWSmidwest
source: Sparky the Survivor: Lightning Won’t Stop This Bison
Esther Inglis-Arkell - Gizmodo US[原文]
(リョウコ)