米PTCの日本法人であるPTCジャパンは1月18日、PTCが産業オートメーション環境への通信接続機能を提供するソフトウェア開発企業・米Kepwareの買収を完了したと発表した。
PTCはKepwareの通信プラットフォーム「KEPServerEX」を、IoTプラットフォーム「PTC ThingWorx」の戦略的な構成要素と位置づけており、両社の製品を統合することで、設備データが「ThingWorx」に集められ、社内外の情報と統合された後、「ThingWorx」の機械学習機能で自動的に解析することが可能になる。これにより、企業が全社レベルの洞察を得て基幹プロセスの最適化を積極的に実施できるようになり、業務効率や品質の向上、市場投入期間の短縮が実現するとしている。
PTCは同買収について「Kepwareとの組み合わせにより、 PTCは世界レベルのソリューションを産業環境に加速度的に提供することができます。また、 製造業、インフラ運営企業等がインダストリアルIoTの非常に大きな可能性を生かすための支援提供が可能になります。」とコメントしている。