19日の東京株式市場は、外国為替市場の円安ドル高進行や、上海株の堅調な値動きを好感した買い注文が優勢となった。日経平均株価(225種)は4営業日ぶりに反発し、今年に入って2回目の上昇で取引を終えた。

 終値は前日比92円80銭高の1万7048円37銭。東証株価指数(TOPIX)は2・48ポイント高の1390・41。出来高は約21億7300万株。

 平均株価は18日まで3営業日続落して割安感が強まり、買い戻しの動きが広がった。公的年金の株式投資拡大への期待感や、日銀の上場投資信託(ETF)買い入れへの観測も相場を支えた。

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