横流し69品目は販売元など明記 岐阜県が21自治体に調査依頼

 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍カツが横流しされた事件で、カツを購入した岐阜県の製麺業者から見つかった製品108品目のうち、69品目には販売元や製造元が明記されていたことが19日、分かった。

 同県は販売元や製造元がある21自治体に各製品の廃棄処分の実態などの調査を依頼している。

 21自治体の内訳は、北海道、岩手、山梨、愛知、三重、滋賀、石川、東京、岡山、宮崎の10都道県と、宇都宮、群馬・高崎、前橋、千葉、横浜、静岡、名古屋、岐阜、大阪・高槻、神戸、広島の11市。

 108品は焼き鳥や魚の切り身、野菜の煮物、ケーキ、みそなど。