1月18日放送、「グッド!モーニング」(テレビ朝日)では、サル山の総選挙。高崎山自然動物園が、サルの人気を競う恒例の選抜総選挙の結果を発表した。メス部門は、イギリス王女にちなんで命名されたシャーロットが圧勝した。今年は申年だったためか、正月三が日の来園者数は昨年の3倍で、投票数も過去最多となったという。一方でオスの部門では、男性職員のキモトサトシさんがノミネートして最多得票数を誇っていたが、ルール違反で失格。繰り上げでムサシが1位となった。
高崎山動物園のサル人気投票は、毎年お正月明けに行われている。投票期間は前年のクリスマス頃から年明けの16日ごろまでで、園内備え付けの投票用紙で1入園1投票まで。またインターネットでは高崎山ホームページから1日1回投票できる。投票してくれた人から抽選で5名づつ、合計10名様に高崎山年間パスポートをプレゼントしているというのだから来年は投票してみるといいことがあるかもしれない。
メスのダントツ一位はシャーロットで、まだ10ヶ月の赤ちゃんザルだ。最年少で、まだまだあどけない表情が可愛い。投票総数4,811票、有効票数4,671票のうち、2,255票を獲得したのだから、半分以上の人がシャーロットに投票したことになる。メスの2位はカラオケ9歳で、最高齢32歳のメスのチャギリは5位となった。
オスの方は少し波乱の展開だった。人類代表、キモトサトシが1,071票を獲得。2位のムサシ800票を抑えてリードしたものの、名前や所属を一切公表しないというルールを守らず、園の職員だということをバラしてしまったため、残念ながら失格。2位のムサシが繰り上げ当選して1位となった。ボス猿のベンツは8位となった。
オスザルの方が投票数は多く、5,064票投票され、有効投票数4,886票と、メスを上回る獲得票数となった。だがメスに比べてオスは票がバラけており、シャーロットのようなダントツの優勝はなかった。あえて言うならキモトサトシさんががんばっていたが、失格になってしまったので仕方ない。
高崎山自然公園は、JR別府駅より15分、バスで高崎山自然動物園前で下車。入場は大人510円、高校生510円、中学生小学生250円、幼稚園以下無料で楽しめる。
■高崎山自然公園人気ザル選抜総選挙
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