ローマが、レアル・マドリードのスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスの獲得に強い興味を示している。スペイン紙『アス』が19日に報じた。
同紙はスペインのラジオ局『カデナ・コペ』の報道を引用し、ローマがナチョに強い関心を示していると伝えた。ローマは同選手の獲得に向け、移籍金800万ユーロ(約10億3000万円)を用意していると報じられている。
なお、報道によると、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は今冬の移籍市場における選手放出に消極的な立場をとっている。同クラブはFIFA(国際サッカー連盟)から、今夏と来冬の2度の移籍市場での選手補強禁止処分を受けていることから、ナチョを放出する場合は、今冬の移籍市場で代役を見つける必要があると報じられている。
ナチョは1990年生まれの26歳。2015-16シーズンは、リーガ・エスパニョーラ第20節終了時点で8試合出場にとどまっている。
なお、レアル・マドリードとローマは、2月17日と3月8日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で対戦する。