男性は鈍感な方が多いですから、彼女がカレのためを思ってしてあげたさりげない気遣いであっても、感謝しないどころか、そもそもそれに気がついていないということもあるようです。
見返りを求めて気遣っているわけではないにしろ、さすがに気づきすらされないのはさみしいですよね……。あまり恩着せがましくならない程度に、「○○してあげたよ」とカレに教えてあげるのがいいかもしれませんね。
ということで今回は、女性の方々と一緒に「全然カレに気づいてもらえない気遣い」について考えてみました。
「あの人たちって、掃除とかしても全然気づかないよ。さすがに部屋全体の掃除とかすれば気づくけど、お風呂とかトイレとか、『ここ絶対に一回も掃除してないだろうな〜』ってとこを掃除してあげても、まったく気づいてないもん(笑)」(不動産/25歳)
お部屋の清潔さには興味がない男性は多いですからね。この女性のおっしゃるように、細かい部分の掃除はなかなか気づかれずに終わりがちかも。
せっかくするなら、部屋の整理整頓とか、わかりやすい掃除をしてあげましょう。
「私、カレとのデートで着たい服は、他の人と会うときには着ないようにしてるんだよね。それが私なりの気持ちの表し方だけど、一回も気づいてもらったことがないから、そろそろやめようかなって思ってる……。心が折れそう……」(アパレル/24歳)
男性は、女性の服にもすごく無頓着。美容室に行った直後でも気がつかないのと一緒で、カレとのデートのために新調した服だって全然気がついてくれません。
「カレとなにかで言い合いとかになったときには、全部私が折れてあげるというか、カレの言うことに納得してあげた感じにするんだけど、どうやらカレは『俺に口で勝てるやつはいないぜ』みたいに調子乗ってる」(デザイナー/26歳)
こういうのも彼女としての優しさですよね。カレに花を持たせてあげるといいますか、カレにカッコをつけさせてあげる気遣いです。
しかしこれをしてあげても、結果はこの女性の彼氏のように、ただただカレがつけ上がるという残念な感じになってしまうのかもしれません。
「カレが忙しいときには、なるべく連絡しないで邪魔しないようにしてたの。そしたらこの前、『会いたいって言ってよ』とか怒られた」(営業/23歳)
これも優しい気遣いですが、カレはそれに気づかないだけではなく、むしろ「連絡してくれよ!」と思ってしまうのでしょうね。
忙しい相手に連絡をして、それが返ってこないときのこちらの気持ちも少しは考えてほしいものです……。
「『明日朝早いんでしょ? 今日はもう帰ろうよ』とか言うと、『俺と一緒に痛くないの?』みたいにかなしい顔をされる。本当に気を遣ってるだけなんだけどな……」(携帯販売/23歳)
男性ってスタミナがあるせいか、「翌朝早いから帰りたい」みたいな発想があまりありませんよね(笑)。
あなたも翌朝早いならもちろん帰っていいかもしれませんが、カレのためだけにこれを言うなら、それは不要かもしれません。
せっかく気遣いをするんですから、しっかりとカレに気づいて「ありがとう」の一言くらいは言ってもらったほうがあなたも嬉しいはず。「見返りのない愛」は聞こえはいいですが、続けているとしんどくなってきますからね。
あとは、4や5のような、そもそも男性が嬉しくない気遣いは、誰のためにもなりませんからしなくてもよさそうです。(吉沢みう/ライター)
(ハウコレ編集部)