22日に行われるAFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)準々決勝で、U-23日本代表はU-23イラン代表と対戦する。試合前日の公式練習を終え、FW久保裕也が記者団の取材に応えた。
メンバーを大幅に入れ替えて臨んだグループステージ3試合で、久保の先発出場は初戦の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)戦のみ。準々決勝の先発が伝えられるのはこれまで通り直前のミーティングと予想した久保だが、「みんな良い準備で臨める」と前向きにとらえた。
負けたら終わりの大一番が目前に迫っているものの、「リラックスしている感じがします」とチーム状況を説明すると、「イメージしても、実際にピッチに入ったら違うこともあるし、自分のプレーをすることがベスト」と、自身のプレーについても言及した。
同部屋のFW鈴木武蔵は別メニュー調整が続いており、久保は「出られない選手も出てくると思うので、出る選手はその分やらないといけないと思います」と述べると、「変なプレッシャーもないですし、試合を楽しむだけです」と明かした。
チームを率いる手倉森誠監督は、同日に行われた公式会見で「勝負を分けるポイントはゴール。取るか取られるかだと思います」と挙げていた。久保は「どんな試合でもそれが一番大事だと思うので、前線の選手としては、点を取りたいですね」と指揮官に同調し、意気込んでいる。