WCCFtechは14日(現地時間)、米インテルが、定格動作周波数5.1GHzを実現する最新プロセッサを今四半期(1〜3月)中に発表する見込みと伝えています。
WCCFtechによると、今回中国の情報筋を通じて、インテル製CPUとしては初めて5GHzを超える定格動作周波数を実現した「Xeon E5-2602 V4」なる最新プロセッサの存在が指摘されたとのことです。同プロセッサは、クアッドコアCPUとなり10MBのL3キャッシュを搭載するほか、TDPは165Wにも達する見込みとされています。
また、Xeon E5-2602 V4は、サーバーおよびワークステーション向け最新モデル「Broadwell-EP」ファミリーの一員として今四半期中の登場が予測されている模様ですが、同時期には一般消費者向けのハイエンドモデル「Broadwell-E」ファミリーも登場する見通しです。
先日リークされたインテルのCPU製品ロードマップ
なお、従来のコンシューマ向けハイエンドモデルが最大8コア構成だったのに対し、Broadwell-Eにおいては最大10コア構成のSKUが用意される可能性も指摘されています(過去記事)。
[WCCFtech]