バルセロナに所属するアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノに懲役1年の判決が言い渡されたことが明らかになった。21日付のスペイン紙『スポルト』が報じている。
マスチェラーノはアメリカとポルトガルに設立した企業を利用し、自身の肖像権に関わる収入を申告していなかったとして、2011年に約58万7822ユーロ(約7900万円)、2012年に約96万8907ユーロ(約1億3000万円)の合計155万6729ユーロ(約2億1000万円)もの脱税を行った疑いが持たれている。
同紙によると、裁判で懲役1年と罰金81万5000ユーロ(約1億円)との判決が下された模様。一方、同選手の弁護士は懲役刑の代わりに2万1000ユーロ(約265万円)前後の罰金を支払うと要求しており、収監は避けられる見通しとなっているという。
なお、同選手はすでに滞納した税金と利息の支払いを終えている。