12月の冬至を過ぎてから約1ヶ月後の1/24に、獅子座の満月を迎えます。この頃にもなると、冬至の流れをじんわり体感している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冬至は先月の記事でお伝えした通り、「来春からの新しいサイクルに向けて、自分の行動を制限する思い込みを手放していきましょう」ということがテーマになっています。あわせて「向かいたい方向と、そのときに自分に足りていないものを明確にでき、それを周囲に素直に伝えることができる人ほど、他人からの愛情深く力強いサポートが得られる可能性がある」こともお伝えしておりました。
この流れをさらに確実にキャッチしていくヒントを、1/24の満月ホロスコープ・チャートから探ってみたいと思います!
■ これからの1ヶ月は、自信のあるものでとにかく足場固め!
今回の満月チャートの全体的な流れは、「深く真摯に向き合ってくれる相手に、自分の自信があるものを堂々と披露し、精神的な足場を固めていく」ことだと言えます。
わたしたちは、何か新しいことにチャレンジしようとするとき、どうしても自信がない、どれだけの人に受け入れられるかは分からない、だから動き出せない……という思考に陥りがちです。
ですが、動いてみないことにはいつまでたっても自信もついていきません。動いてみて初めて気づくことがあったり、スキルが磨かれていったりすることで、自信がつくものです。
「そうは言ってもやっぱり自信が……」という方は、貴女が「この人の前なら失敗しても平気」と思う相手に「これなら絶対外さない!」という自信があるものを提供してみましょう。
まず確実にできることを、やりやすい相手に確実にこなす。こなすことができたというひとつの事実が貴女の自信の核となり、徐々に大きく膨らんでいくことでしょう。
■ 1月の満月をさらに大きなスパンでとらえると……
今月の獅子座の満月は、昨年7月の水瓶座の満月と呼応しているとも言えます。獅子座と水瓶座は、チャート上180度向かい合わせの星座であり、7月の満月で意図したことが半年後の今、実を結びやすくなっているのです。
7月の水瓶座の満月のときは、「どんなにちっぽけでも、どんなに拙くても、頭で考えていることをまずは肉体を通して形にしてみる、行動を起こしてみることが、物事を現実化させていく鍵である」という流れがありました。とにかくやってみるという半年前の流れを受け取りながら、今月の満月で自信を育み、足場を固めていくというつながりが見て取れます。
このストーリーを、しっかりと貴女と向き合ってくれる人たちとの間で紡いでいくことができれば、「行動を制限する思い込みを外す」「他人のサポートを得る」という冬至の流れも、きっと同時に実現していくことでしょう。
どんなにちっぽけでも、最初の一歩が踏み出せたらしめたもの。次の一歩は簡単に出すことができたり、より大きな一歩を踏み出すことができたりするでしょう。それが積み重なれば、春には大きなジャンプにつながるかもしれませんよ!(伊藤雅子)