東京ドーム初の大リニューアル、総事業費50億円&3年かけて実施。 | ニコニコニュース

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東京ドームは1月22日、1988年の開業以来初となる大規模なリニューアルを、3年かけて実施すると発表した。工事期間は2016年1月から2019年1月まで(※営業を継続しながら段階的に実施)、総事業費は約50億円を予定している。

今回のリニューアルでは、“美”と“機能”をコンセプトに、快適性や安全性の向上、付加価値の高い商品やサービスの導入、東京ドーム内および周辺環境の整備などを行う。

具体的には、まず、1階内野観客席(バックネット裏)に付加価値の高い2種類のシートを新設。スタジアムでは日本初となるレザークロス(人工皮革)仕様のシートをゆったりとした間隔で設置することで、これまでにない上質かつ落ち着いた環境でゲームや各種イベントが楽しめるようになる。

シートは「ダイヤモンドボックス」(160席)と「チャンピオンシート」321席で、どちらもクッション性が高く、従来のシートよりも座席幅が広い。また、ともに電源コンセントなどを備えるが、「ダイヤモンドボックス」はさらに野球中継やリプレイ・選手データが見られるタブレット端末も備える。

次に、内野観客席の全席改良を行う。1階席は背もたれと座面にパットを装着。1・2階席とも角度などの形状を変更することで膝前スペースを従来比約1.5倍拡張し、快適性を向上させる。

さらにアリーナ内の全照明をLED化するほか、メインスピーカーとして、バックスクリーン横に最新のラインアレイスピーカーを22台設置(※スタジアム常設は世界初)。そしてすべてのトイレ(約230か所)に温水洗浄機能付き便座を設置する。