つい応援したくなる! 苦労人の漫画キャラ5選「スラムダンクのメガネ君」「ガッツ」 | ニコニコニュース

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漫画の中にはなにかと苦労をしているキャラクターがいます。『SLAM DUNK』に登場する翔陽高校の「長谷川一志」選手などがまさにそうです。彼は人一倍練習して強豪校でレギュラーを勝ち取った努力の人。努力を重ねている人を見るとつい応援したくなりますよね。そこで今回は、このように「応援したくなる苦労人の漫画キャラ」をご紹介します。

●ガッツ(ベルセルク) 悲運に負けない男の姿

「ガッツ」は生まれたときから不幸続き。戦地で放置されている母親の亡きがらから生まれ、傭兵団に拾われて育ちました。その上、育ての親である傭兵・ガンビーノに恨まれてしまいます。ある日ガンビーノに襲われそうになったガッツは、誤って彼を刺殺。傭兵団から追われるように逃亡しました。

これは全てガッツの幼少期に起きた悲劇です。話が進むにつれてさらなる苦難が彼を襲いますが、自分の運命にあらがいながら敵と戦い続けるのです。その姿を見ていると「運命に負けるなよ!」と心から応援したくなります。

●黒子テツヤ(黒子のバスケ) 崖っぷちからレギュラーに

「黒子テツヤ」は、バスケットボールの強豪校・帝光中学校出身です。彼は中学時代に幻のシックスマンといわれ活躍していました。しかし、実は一度戦力外通告を受けていて、部を辞めさせられそうになったことがあるのです。黒子はそんな状況の中でも努力して、影の薄い自分だけにしかできない必殺技を開発します。

黒子はこの必殺技のおかげで見事レギュラー入りし、チームを何度も勝利に導いていくのです。崖っぷちから頑張った成果が出たのですね。どんなときでも諦めずに努力する姿は格好良く、つい応援したくなるのです。

●ヤムチャ(DRAGON BALL) 本当は強いから報われてほしい

初登場時の「ヤムチャ」は、砂漠を駆け回る盗賊でした。このころの彼と小さいときの主人公・孫悟空にはそれほど力の差はありませんでした。しかしすぐに引き離されてしまいます。他の仲間が活躍する中で敵に負けることが多いのがヤムチャの特徴。天津飯に足を折られたり、栽培マンの自爆攻撃に遭い死亡したりと、負け方がまあ悲惨です……。

他のみんなと厳しい修行を経験しているヤムチャは、決して弱い人物ではありません。なんといっても地球人で3番目に強いのですから。ただ作中で、負けることが多いのは事実です。報われない彼だからこそ応援したくなりますよね。

●木暮公延(SLAM DUNK) 健気に頑張る姿は感動

「木暮公延(こぐれきみのぶ)」は湘北高校バスケ部に所属しています。彼は3年生で副主将でもありますが、できる後輩にポジションを明け渡して自分はスタメンから外れました。それでも腐ることなくチームが強くなったことに喜びを見いだし、後輩の練習に遅くまで付き合ったりするのです。

木暮は、陵南戦の勝つか負けるかの大事な場面で3ポイントシュートを決めます。勝利を決定づけたこの一投は、3年間の努力の結晶です。平凡でもコツコツ頑張る彼の姿を応援し、感動した読者も多かったのではないでしょうか?

●千葉恒美(BECK) いかつい見た目にやさしい心

母子家庭育ちの「千葉恒美(ちばつねみ)」には障害を持つお兄さんがいます。恒美はバンド『BECK』でボーカルとラップを担当。見た目はヤンチャそうですが、内面は優しくて家族思い。バンドが売れたら、家族を支えたいと考えています。またスキルアップのために、単身CLUBイベントに乗り込みラップの武者修行をするなど、努力家の一面もあるのです。

恒美は、人間的な魅力にあふれた人物です。弱い者いじめが嫌いで男気がありますが、弱い部分も持ち合わせており、悩みやすい彼の姿に共感する読者も多くいるはずです。特に男性は応援したくなる人物なのでは?

応援したくなるキャラクターには、それぞれの形で努力しているという共通点があります。壁にぶつかっても諦めずに頑張る姿勢が多くの読者の心を捉えているのでしょう。

(吉田ハンチング@dcp)