外国人留学生に複数のアルバイトを紹介し、長時間の不法就労をさせたとして、福岡県警は23日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、同県直方市にある日本語学校「JAPAN国際教育学院」の実質的経営者の50代男を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 実質的経営者は同校に通う複数の留学生にアルバイトを紹介し、法定時間を超える就労をさせた疑いが持たれている。

 同法によると、留学生は入国管理局の許可を受ければ、1週間に28時間までの就労が可能。捜査関係者によると、留学生らはこの時間を大幅に超えて働いていたという。

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