民主党の山井和則衆院議員
共同通信社

 民主党の山井和則衆院議員(京都6区)が、自身の資金管理団体「やまのい和則と日本の未来を創る会」に、法定の上限を超える1080万円を寄付したと2012年の政治資金収支報告書に記載していたことが23日、分かった。

 山井事務所によると、山井議員本人から寄付があったのは12年2~12月で、13回に分けていた。寄付額のうち110万円分は貸し付けとして処理すべきだったとして、訂正の手続きを取る。

 政治資金規正法は、政治家本人が資金管理団体に寄付できる上限額を年間1千万円と規定している。

 山井事務所は事務的ミスと説明している。