米パラマウント・ピクチャーズは、製作を断念した映画『ターミネーター2』に代わる作品として、ドゥエイン・ジョンソン主演の映画『ベイウォッチ』を2017年5月19日(現地時間)に公開することに決めた。
映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』はアーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・クラーク、エミリア・クラークらが出演するターミネーター・シリーズのリブート版である。昨年夏に公開され、海外では3億5000万ドルの興行収入を稼いだが、国内ではたった8900万ドルに終わった。批評家の間でも不発に終わり、映画批評集積サイトの『Rotten Tomatoes』によると、批評家の支持率は26%となっている。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の共同出資者である映画制作会社のスカイダンス・プロダクションズは、初めは米パラマウントと共に3部作を計画していた。しかし売上の低迷を受け、“再調整”が必要であると昨年10月に発表した。
2014年当時、パラマウントは『ターミネーター』の2作目の公開を2017年5月19日、3作目の公開を2018年6月29日に設定した。北米の著作権法に従えば、『ターミネーター』シリーズを制作する権利は、オリジナルの映画『ターミネーター』が公開されて35年が経過する2019年に、原著作者であるジェームズ・キャメロンに返還される。
1990年代のTVドラマ『ベイウォッチ』のリブート版である今回の映画には、ザック・エフロン、アレクサンドラ・ダダリオ、ケリー・ロールバッハと新たなキャストとなるイルフェネシュ・ハデラらがジョンソンと共演する。セス・ゴードンが監督を務める。
ジョンソンは彼のパートナーであるダニー・ガルシアと共に、セブン・バックス・プロダクションズを通じて作品をプロデュースする予定だ。ボー・フリンとアイヴァン・ライトマンもマイケル・バーク、ダグラス・シュワルツ、グレゴリー・J・ボナンと共にプロデュースに加わる。
ダミアン・シャノンとマーク・スウィフトが最新の脚本のドラフトを執筆した。ストーリーの詳細はまだ謎に包まれている。
-ガジェット通信は賢く情報を活用する読者のため「ネット上の議論、ネットカルチャー、デジタルガジェット情報、ライフスタイル提案、時事ニュース」等を提供するニュースサイトです。ガジェット通信