市民連合のシンポジウムで掲げられた「アベ政治を許さない」と書かれたメッセージ=23日午後、東京都北区
共同通信社

 今夏の参院選で安全保障関連法廃止を掲げる候補を支援する団体「市民連合」は23日、東京都北区で「2016年をどう戦い抜くか」をテーマにシンポジウムを開き、参加者らが「声を上げ続けることが大事」と訴えた。主催者発表で約1300人が集まった。

 同法に抗議する集会で掲げられた「アベ政治を許さない」とのメッセージを書いた俳人の金子兜太さんは、冒頭のあいさつで「野党には頑張ってもらいたい」とエールを送った。

 パネルディスカッションでは映画監督の森達也さんが「反体制的なことを言ったテレビのキャスターがどんどん外されている。ジャーナリズムの自殺だ」と問題提起した。

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