岡崎先発のレスター、3発快勝で暫定首位浮上…ヴァーディが7戦ぶり弾 | ニコニコニュース

ストーク戦で先発出場したレスターFW岡崎慎司 [写真]=Getty Images
サッカーキング

 プレミアリーグ第23節が23日に行われ、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターとストークが対戦した。

 リーグ戦ここ4試合負けなしで2位につけるレスター。首位アーセナルとは勝ち点「44」で並び、得失点差もわずか「3」差のため、首位浮上を見据えて勝利しておきたいところ。今節は、7位ストークをホームに迎えての一戦。前節のアストン・ヴィラ戦でリーグ戦4得点目を挙げた岡崎は、3試合連続の先発出場で、2戦連発に期待がかかる。

 試合はホームのレスターが攻勢に出る。18分、左サイドからのグラウンダーのクロスに中央のジェイミー・ヴァーディが左足でダイレクトシュートを放つが、GKジャック・バトランドに阻まれた。36分には、ペナルティエリア内左でセカンドボールに反応した岡崎が、思い切り良く右足シュートを放つが、枠を捉えられなかった。

 試合が動いたのは42分。右CKから、エリア手前中央のダニー・ドリンクウォーターがクリアボールに反応し、ダイレクトで右足を振り抜くと、抑えのきいたシュートはゴール左隅に突き刺さった。レスターが先制に成功して、1点リードで前半を折り返す。

 後半に入って57分、レスターはリヤド・マフレズがドリブルでエリア内中央に侵入し、横パスを選択。エリア内左に開いて待っていた岡崎だが、パスが短くシュートは相手DFにブロックされた。62分、岡崎が右足を負傷。1人で歩けたため大事には至らなかったようだが、クラウディオ・ラニエリ監督はレオナルド・ウジョアと交代させた。

 するとレスターは66分に追加点を獲得。ドリンクウォーターのロングパスでエリア内中央に抜け出したヴァーディが、そのままGKバトランドもかわして、無人のゴールに流し込んだ。ヴァーディは2016年初ゴールで、リーグ戦7試合ぶり16得点目となった。さらに87分、マフレズがエリア内右で相手選手を股抜きで交わし、中央へパス。これに反応したウジョアが足を伸ばして流し込み、ダメ押しゴールを奪った。

 試合はこのままタイムアップを迎え、レスターがホームで3-0の快勝。首位のアーセナルは翌24日にチェルシーと対戦するため、暫定で首位に浮上した。なお、岡崎は62分までプレーした。

 レスターは次節、2月2日にホームでリヴァプールと対戦。ストークは、26日にキャピタル・ワン・カップ準決勝セカンドレグのリヴァプール戦、30日にFAカップ4回戦のクリスタル・パレス戦、2月2日に次節マンチェスター・U戦のアウェー3連戦に臨む。

【スコア】


レスター 3-0 ストーク

【得点者】


1-0 42分 ダニー・ドリンクウォーター(レスター)
2-0 66分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
3-0 87分 レオナルド・ウジョア(レスター)