裏山が崩れて土砂が流入した住宅(左)=25日午前10時33分、鳥取県日南町三吉(共同通信社ヘリから)
共同通信社

 日本列島は25日も強い寒気に覆われ、西日本や本州の日本海側を中心に大雪、低い気温が続いた。鳥取県では土砂崩れで3人が死傷し、仙台市では交通事故で6人が死傷。交通網も乱れ、車の立ち往生が相次いだ。寒気は西日本から次第に緩むが、残雪による転倒や事故に注意が必要だ。

 気象庁によると、佐賀市では25日朝、7センチの積雪を観測。長崎市や鹿児島市でも10センチ以上の雪が残った。名古屋市で1センチ、岐阜市でも3センチの積雪を記録した。

 気温も低く、北海道では氷点下20度以下の地点が続出。下川町では午前6時26分に氷点下31・8度を観測した。