各地でインフルエンザの流行が始まり、厚生労働省などではマスクや手洗い、うがいの徹底等、予防と対策を呼びかけています。また、インフルエンザほどツラくないけれど、「風邪がなかなか治らない」「治ったと思ったらぶり返す」などとお悩みの方も多いでしょう。風邪も症状が悪化すれば、「風邪くらい」と言っていられないくらいしんどくなるので甘くみてはいけません。
そこで今回は、風邪をぶり返さないための4つの対策についてお話していきたいと思います。
■1:腸内環境を整える
腸には、免疫力を左右する免疫細胞が集まっています。これはつまり、腸に良い影響を与える善玉菌が増えると免疫力が高まり、ウイルスに負けない体に近付けるというわけ。
乳酸菌・ビフィズス菌を含む食品や、食物繊維を含む食品を積極的に摂りましょう。
■2:薬は自己判断せず
薬を長く飲み続けることに抵抗がある方は多いですよね。また、「良くなってきたから」といって、自己判断で薬を飲まなくなってしまう方もいるでしょう。ですがこれ、風邪をぶり返しやすくするNG行為です。飲んだり飲まなかったりするのも、回復を遅くします。
病院で処方してもらうなら医師に、薬局で購入するなら薬剤師に、どのくらいまで飲み続けたら良いのか確認しましょう。
■3:マスクは都度交換
マスクは、ウイルスが体内に侵入するのを防いでくれます。しかし、朝から晩まで同じマスクをつけたり外したりするのはオススメできません。
一度使用したマスクには、目に見えないウイルスや雑菌が付着しているので、都度交換するようにしましょう。
■4:ビタミンA・C・Eを摂る
ビタミンCは、ウイルスに傷つけられた細胞の修復を高め、回復を早めます。そしてビタミンA・Eは、免疫力を高める働きを持ちます。
風邪の予防・回復のためには、ビタミンCだけではなく、A・E(緑黄色野菜やナッツ、果物、植物性油など)をあわせて摂るとなお良いでしょう。
今、「まさに風邪をぶり返しかけている」というそこのあなた! ぜひ、参考にしてみてくださいね。