水樹奈々、座長公演で二刀流“77人”斬り 1日で2万4000人動員 | ニコニコニュース

水樹奈々が二刀流で77人斬りの大立ち回り! Photo:hajime kamiiisaka
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 歌手で声優の水樹奈々が24日、東京・代々木第一体育館で自身4度目となる座長公演『水樹奈々大いに唄う 四』を開催し、昼夜2公演で2万4000人を動員。1日の動員数としては国内最大級の座長公演を上演した。

【写真】桃太郎を演じた座長・水樹奈々

 公演は第一部のライブパート、第二部の芝居パートの二部構成。第一部は最新アルバム『SMASHING ANTHEMS』収録曲「SUPER☆MAN」など5曲を披露した。

 第二部の演目は「新説・桃太郎英雄譚」(作・演出:浅沼晋太郎)。水樹演じる桃太郎が、鬼ヶ島の鬼を退治したその後の奇想天外摩訶不思議な物語で、副座長の杉田智和、保村真、名塚佳織、小西克幸、福圓美里、松本保典、沢城みゆきというおなじみの面々に加え、置鮎龍太郎、中村悠一、五十嵐麗が初出演した。

 杉田と沢城がフライングで沸かせると、水樹はメインステージからアリーナ最後方ステージへと続く花道で槍や二刀流を駆使し、名前にちなんで“77人”斬りの大立ち回りを行う離れ業を披露。水樹演じる桃太郎が最後に対峙したのは五十嵐演じる乙姫。アニメ『魔法少女リリカルなのは』シリーズでもフェイトとプレシア役を演じた2人の対峙となり、『なのは』ファンにとってもたまらないシーンとなった。

 劇中では水樹が、氷川きよしの「きよしのズンドコ節」、坂本冬美の「あばれ太鼓~無法一代入り~」をカバー。劇終歌では故・美空ひばりさんの「愛燦燦」を歌いあげ、幼い頃に培った“こぶし”を、広い会場に響かせていた。

 公演の最後には、4月9日・10日に開催される東京ドーム2daysのタイトルが『NANA MIZUKI LIVE GALAXY 2016』に決まったことが発表された。水樹が歌手デビューした2000年から2007年までに発売された楽曲を中心に披露する初日は「-GENESIS-」、2008年~2014年までに発売された楽曲を中心に披露する2日目を「-FRONTIER-」と題し、コンセプトを変えて行われる。

 なお、公演中には、MV集第7弾となるBlu-ray Disc/DVD『NANA CLIPS 7』を4月6日に発売することも発表された。第6弾以降に制作されたMVに加え、これまでMVが制作されていない楽曲の中から投票で1位に選ばれた曲のMVを新たに収録する。水樹は「何が1位になるかすごく楽しみ」と喜んでいた。

■『水樹奈々大いに唄う 四』公演内容


【第一部】
1. SUPER☆MAN
2. Clutch!!
3. ブランブル
4. METRO BAROQUE(昼公演)/純潔パラドックス(夜公演)
5. PHANTOM MINDS

【第二部】『新説・桃太郎英雄譚』作・演出:浅沼晋太郎


桃太郎:水樹奈々
犬:保村真
猿:杉田智和
キジ:名塚佳織
金太郎:小西克幸
一寸法師:福圓美里
くま:浅沼晋太郎
おじいさん:松本保典
黒鬼:置鮎龍太郎
少年:沢城みゆき
浦島太郎:中村悠一
乙姫:五十嵐麗

6. きよしのズンドコ節(氷川きよしカバー)【劇中歌】


7. あばれ太鼓~無法一代入り~(坂本冬美カバー)【劇中歌】
8. 愛燦燦(美空ひばりカバー)【劇終歌】