24日にNHK総合で放送された大相撲初場所・千秋楽の平均番組世帯視聴率(後5:00~6:00)が24.0%だったことが25日、わかった。今初場所は、14日目を終えて大関・琴奨菊(31)がただ1人1敗でトップに立ち、2敗で横綱・白鵬と平幕の豊ノ島が追う展開で迎えた千秋楽。日本出身力士としては10年ぶりの優勝がかかった大一番に注目が集まっていた。
琴奨菊は大関・豪栄道と対戦し、「突き落とし」で勝って14勝1敗とし、初優勝。鶴竜、日馬富士、白鵬の3横綱を下す快進撃も見せた。日本出身力士の優勝は、2006年初場所の大関・栃東以来、10年ぶり。
なお、この日の最高視聴率は結びの一番で白鵬が日馬富士に敗れた直後に29.2%をマークした。東京・国技館で開催された大相撲初場所は、今月10日から24日までの15日間、同局で生中継された。