25日午後3時20分ごろ、北海道三笠市萱野の道道で、スキー授業から戻る途中の岩見沢市立緑中の生徒らを乗せた大型バスのタイヤ付近から出火した。火は約30分後に消し止められ、生徒25人と教員、男性運転手(66)=美唄市=の計27人にけがはなかった。

 三笠署によると、運転手がタイヤの破裂音を聞いたため、生徒らを下車させて確認すると、左後方のタイヤ付近から火が出ていた。消火器で消そうとしたが消えず、119番したという。バスの後部が一部焼けており、三笠署と消防が出火原因を調べている。