マツコ、急騰するホテル宿泊料に苦言「外国の人にぼったくりと思われる」 | ニコニコニュース

マツコ・デラックス【写真:鶴見菜美子】
RBB TODAY

 25日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演した女装家でタレントのマツコ・デラックスが、高騰する日本のホテル宿泊料金について「外人客に"ぼったくり"だと思われる」と苦言を呈した。

【大きい画像を見る】マツコ・デラックス【写真:鶴見菜美子】

 番組では旧赤坂プリンスホテルの跡地に高級ホテルが開業するという新聞記事を取り上げた。そのホテルは外国のビジネス客を見込んだものだといい、訪日客の急増でホテルが足りず以前なら一泊数千円だったビジネスホテルが数万円に値を釣り上げていることも紹介した。

 番組MCのふかわりょうからコメントを求められたマツコは「ここまで高いのばかり作っても……いくら中国の人がたくさん来てるとはいえここに何泊もする人はごく限られてると思う」と話し、「ハイグレードなホテルもいいけど一泊1万、2万以下のホテルももっと作らないといけない」と現在の日本の"ホテル不足"について持論を展開。

 マツコは「民泊を検討せざるを得ないぐらい(部屋が)足りなくなってる」現状を危惧。「オリンピックもあるから普通のホテルを作りたくないのかな?」とホテル業界全体がオリンピック"特需"目当てで高級志向に走ってるのではないかと推測。

 そのうえで「どことは言わない」と明言を避けながら「本来数千円のところが足元を見て数万円という料金設定をしてる」と宿泊料金を"高騰"させているホテルに対して苦言を述べ、「だったら最初から2万ぐらいの価格のものを作らないと」と続け「そこに外人客を泊めたら"ぼったくり"と言われる」と、訪日観光客に料金に見合わないサービスを提供することの問題点を指摘していた。【ほかの画像を見る】マツコ・デラックス【写真:鶴見菜美子】