レアル、“エジル買戻し権”保有か…アーセナル移籍時の契約書流出 | ニコニコニュース

24日のチェルシー戦に出場したエジル [写真]=Arsenal FC via Getty Images
サッカーキング

 レアル・マドリードが、2013年夏にアーセナルへ移籍したドイツ代表MFメスト・エジルの“買い戻し権”を保有していることが明らかになった。25日付のイギリス紙『ガーディアン』が報じた。

 報道は、リークサイト『Football Leaks』に流出した情報を引用したもの。同サイトでは当時の契約書と見られる書類が公開されている。

 今回のリークによれば、アーセナルがスペインのクラブへエジルを売却する場合、その移籍金をレアル・マドリードに通知しなければならず、レアル・マドリードは48時間以内に同額以上を提示することで買い戻し可能となる模様。また、スペインの他クラブへ5000万ユーロ(約64億円)以上の移籍金で加入する場合は利益の33パーセントを受け取ることができるという。

 また、契約書にはアーセナル加入時の条件も明記されている。同クラブは4400万ユーロ(現在のレートで約56億円)の移籍金でエジルを獲得。同選手が所属している間は、チャンピオンズリーグ・グループステージ出場権を獲得するごとに100万ユーロ(約1億2800万円)、最大600万ユーロ(約7億6800万円)のボーナスを支払うということも明らかになっている。

 現在27歳のエジルは、アーセナル加入以降、公式戦100試合に出場して17ゴール37アシストを記録している。今シーズンはプレミアリーグ第23節終了時点で21試合出場、3ゴール16アシストと活躍。リーグ制覇を狙うチームをけん引している。