サッカー日本代表・宇佐美貴史選手、leccaの「My measure」MVに友情出演 | ニコニコニュース

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leccaのデビュー10周年を記念して新たに制作された「My measure」のミュージックビデオに、サッカー日本代表の宇佐美貴史選手(ガンバ大阪)が友情出演していることが分かった。

昨年8月に宇佐美選手が出演した「サタデースポーツ」(NHK総合)にて、leccaが2009年にリリースした楽曲「My measure」を、“挫折から這い上がった思いを重ねる曲”“『何が正解なんて分からない どれか一つだけってこともない いま自分のものさしで歩いてゆこう~』という歌詞がまるで自分のことを歌っているのかと思うくらいリンクする”と番組内でコメントしていたのをleccaのスタッフが知ったことから、宇佐美選手にオファーし、今回の企画が実現したという。

このミュージックビデオは、「My measure」MVのオリジナル映像に、昨年末にガンバ大阪のホームスタジアムにて新たに撮影した宇佐美選手の映像を加えた内容で、彼ののサッカーに対する思いや、ひたむきな感情が合わさり、その歌詞がより印象強く感じられる作品となっている。 また、MVと合わせて宇佐美選手とleccaによるインタビュー映像も公開された。

宇佐美選手は、「leccaさんの曲自体は中学校の頃から聴いていました。2014年2月に怪我で手術を受けて、2ヵ月のリハビリ期間があった時に、チームのトレーナーが気持ち的にも技術的にも、今これを積み上げて欲しいという一本の動画を作ってくれて、その中に「My measure」がBGMとして使われていました。その映像を観た時に、その歌詞がバッと入ってきて。まるで自分の事を歌ってくれているような。あの頃は本当に辛かったですが、あの曲を聴いてずっと頑張っていました」と、この楽曲への思い入れを語っている。

一方、leccaは「情、という言葉には引っ掛かりを感じてしまうくらい、昨年末に初めてお会いした時にはお互いに人見知りをしてかなりたどたどしい初対面を果たさせて頂いております。そもそも、宇佐美選手のことは、選手が私の曲を聴いてくださっているということを知る以前から勿論存じておりまして、特にサッカーファンであり睡眠時間を削っても数々の試合を日々観ている私の母とうちの相方からは、これからの日本を引っ張っていく選手だというそれぞれの熱い主張を随分前から説明されてきていました。それなので、正直、宇佐美選手のような、端から見れば“天才”と言ってもいいくらい才能溢れるスター選手が、なぜ挫折や鬱屈を歌う私の曲を聴いてくださっているのか最初は不思議でした。けれども、ご本人に少し質問をさせていただいて、その疑問はすぐに解消されることとなりました。闘う本人の意識というものは、その人の周りには見えない、わからないところで熱く常に火を絶やさずに燃やされ続けているものなのだなと感じました。スターや強大な選手には陰の部分や苦悩や葛藤が普通の人よりも少ないのでは、などと浅薄にも感じていた自分自身のものの知らなさを露呈してしまうようでお恥ずかしい限りです。何はともあれ、様々なスタッフさんの尽力もあり、今回の特別出演が果たされたことを私自身いまだにまるで夢のように感じております。スポーツ選手というのは国の宝、という風に感じていますので、お忙しいスケジュールの中お時間を割いてくださったことを本当にありがたく思っています。選手や周囲のスタッフの方達にご負担にならなかったかということが心配です」と感謝のコメントを寄せている。

なお、leccaは、1月27日にデビュー10周年にして自身初となるベストアルバム「BEST POSITIVE」をリリース。さらには、4月2日に、東京・日比谷野外音楽堂、4月24日には、大阪・大阪城野外音楽堂にてデビュー10周年の集大成ともいうべき野外ライブを開催することが決定している。