1箱1万円もの値段でありながら、毎月80箱を完売する箱ティッシュがあるそうです。
紙製品を扱う大昭和紙工産業株式会社が、2014年3月10日から販売しているもので、商品名は『十二単ティッシュ』。日本一高価な箱ティッシュと言われています。
十二単の鮮やかな色合いをイメージして製作されており、「桜、緋、蘇芳、橘、菜の花、若緑、苗色、常磐緑、わすれな草、瑠璃、桔梗、藤」の十二色のティッシュが特製箱に入った優雅なつくりになっています。
同社によると、本商品の製造はティッシュの染色作業が最も大変で、1色分のティッシュの原紙を作るのは手作業。別の色を染色する際には一度機械をまるごと洗浄しなくてはならず、箱詰めも手作業なため、数量限定でしか生産できないそうです。なお、購入する人の大半は自分で利用するために購入する人よりも、プレゼントや贈答品として購入する人の割合が多いとのこと。
価格は1万円(税込)で、枚数144組(288枚)。数量限定で主にネット販売、期間限定で大手百貨店で販売されています。
1枚毎にめくる楽しみが生まれる十二単モチーフの『十二単ティッシュ』。お世話になった方への贈り物に、検討してみてはいかがでしょうか。