ガルパン10億円、ラブライブ28億円 アニメが邦画シーンを圧倒した2015年「興行収入」ランキングが発表 | ニコニコニュース

ガルパン10億円、ラブライブ28億円 アニメが邦画シーンを圧倒した2015年「興行収入」ランキングが発表
カルラボ -CultureLAB.-

映画製作配給大手4社からなる一般社団法人「日本映画製作者連盟(映連)」が、年1回の頻度で発表している映画産業のデータをまとめた業界概況が2016年1月26日に公開されました。

邦画・洋画の興行収入(10億円以上が対象)によるランキングも含まれており、洋画部門では世界中で大ヒットを記録した「ジュラシック・ワールド」が95億円で第1位を獲得。第2位は「ベイマックス」が91億円、「シンデレラ」が57億円で第3位。各所で熱狂的な盛り上がりをみせた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は18億円で第13位という結果に。

 【そのほかの画像や動画、リンクなどは「カルラボ」でチェック!】

そして、アニメ作品も含まれる邦画部門では「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」が78億円という飛び抜けた成績で第1位を獲得。第2位は細田守監督作品「バケモノの子」が58億円、第3位は木村拓哉主演の人気シリーズ「HERO」が46億円となっています。

そのほかは「ラブライブ!The School Idol Movie」が28億円で第8位、「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」が26億円で第11位、「心が叫びたがってるんだ。」が11億円で第35位、そして何かと話題になる「ガールズ&パンツァー 劇場版」が10億円で第38位にランクイン。

2015年度の邦画部門はアニメ映画が多くランクインしており、アニメやマンガなどの原作を持つ実写化作品を含めると全体の2/3ほどを占めるという結果になりました。

なお業界全体のデータとして、邦画洋画の全上映作品を合計した数字も発表されており、それによると興行収入は2171億円、公開された映画は1136本、総来場者数は1億6600万人となっており、上映された映画の本数は少し減少しましたが、劇場に足を運んだ人・興行収入は前年より上昇したそうです。