お笑い芸人で書道家のおさるが1月28日、米ドラマシリーズ「12モンキーズ」のDVD発売決定を記念し、都内で書道イベントを行った。
芸名に絡めてイベント出演のオファーを受けたのは初めてというおさるは、「改名してもこういう仕事はなかった。家族にもおさるで良かったねと背中を押されて来ました」とやる気十分。近年は書家・松川昌弘氏に師事し、書道家・宇都鬼(うっきー)としても活躍を見せるが、収入面では不安が残るようで、妻でタレントの山川恵里佳には「ある意味、結婚詐欺やって言われています」と夫婦間の問題を告白した。
ドラマは、人類滅亡の危機に瀕する近未来の地球を舞台に、自らの命が削られるタイムスリップで過去を変え、未来を救うという任務を負った男コールの葛藤と挑戦を描く。山川から「結婚前に聞いていた年収と違うので訴えると言われた」ことを明かしたおさるは、「(コールのように)結婚する前に戻って、『ほんのちょっと苦労をかけるかもしれない』と言いたい」と反省の色を見せていた。
さらに、これまで書に費やした金額を「500万円くらい」と堂々と発表し、「やり始めなんだから安いのでいいという人もいますが、僕は真逆の考え。やはりいいものを使うといい字が書ける。7000万円の硯(すずり)を買えるようになりたい」と宣言。これに報道陣からは驚きの声が漏れたが、今は山川の理解も得ているといい、「書に関しては応援ムード」とニッコリ。今年の目標を「生」と書にしたため、「生きることへの執着。2016年も芸能界で生きていきたい」と意気込んだ。
「12モンキーズ」は、ブラッド・ピットが初めてアカデミー賞にノミネートされたテリー・ギリアム監督の傑作「12モンキーズ」をドラマ化したもの。DVDは3月24日から発売&レンタル開始。