JR東日本は27日、男性運転士(41)が同日未明に山手線を運転しながら、私物のスマートフォンを使っていたと発表した。運転士はゲームの攻略サイトの動画を見ており、乗客に注意されてポケットにしまったというが、JR東は乗務から外し処分を検討する。

 JR東によると、運転士は27日午前0時45分ごろ、山手線外回りの田端駅停車中にかばんからスマホを取り出し使用を始めた。運転中は左手でハンドルを操作、右手にスマホを握りながら指さし確認していた。

 気付いた乗客が乗務員室の窓をたたき、運転士は使用をやめた。乗客は降車した際、ホームから「何をやっているんだ」と注意した。