あの『ハリー・ポッター』から、日本オリジナルの“ミニキャラ”グッズが登場。1月中旬よりアニメイトなどで一般発売されたが、その日本独特のデザインに賛否両論の声が上がっている。
1月14日には、映画シリーズにスネイプ役として出演していたアラン・リックマン氏の訃報が届き、世界中の人々が胸を痛めたばかりの『ハリー・ポッター』。そんな当シリーズからは、これまでもファンに向けて数々のグッズが発売されてきたが、登場キャラクターたちを3頭身にデフォルメした“ミニキャラ”グッズは、今までにないものだ。
二次元キャラクターのようにデフォルメされたその愛らしいデザインに、「ハリー・ポッターのミニキャラとか可愛いすぎ」「買うしかないじゃん」「ほしい!! 」と喜ぶファンも多く、ウェブストアのアニメイトオンラインショップでは、在庫切れ商品が多数出ている好評ぶりだ。
しかしその反面で、「デフォルメしすぎて全然かわいくないしキャラっぽくなさ過ぎて惹かれない」「気持ち悪い、二次絵は好きだけど公式オタ絵はハリー・ポッターには求めてない」と“ミニキャラ”デザインに対して批判の声も多い。
このグッズは、ワーナー・ブラザーズ コンシューマープロダクツとのパートナーシップのもとに製作された正真正銘の“公式”グッズではあるが、「同人グッズにしか見えない」という理由で受け入れられないファンも多く、加えて、ドラコ・マルフォイの“ミニキャラ”が、『Axis powers ヘタリア』のドイツに似ていることから、「マルフォイがドイツにしか見えなくてツライ」という指摘も相次いでいる状態だ。
“ミニキャラ”とは実に日本らしい、アニメ・マンガ大国ならではのデザインといったところか。現在はクリアファイルのみの販売であるが、春以降“ミニキャラ”デザインの缶バッチやラバーストラップなども続々発売される予定だ。興味がある方は店舗に足を運んでみてはいかがだろうか。