ドイツの連邦議会(下院)の追悼行事で、アウシュビッツ強制収容所の生存者ルート・クリューガーさん(左から2人目)に拍手を送るメルケル首相(右端)ら=27日、ベルリン(ロイター=共同)
共同通信社

 【ベルリン共同】第2次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲者を悼む「国際追悼デー」の27日、ポーランド南部オシフィエンチムのアウシュビッツ強制収容所跡などで、生存者や同国のドゥダ大統領らが出席し追悼式典が開かれた。

 ポーランドのメディアによると、ドゥダ氏は「社会が憎しみに満ち、国際社会が対応を怠るとどうなるかということをアウシュビッツは示した」と演説。多くの処刑が行われた「死の壁」では生存者が沈痛な表情で献花した。

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