HKT48初のドキュメンタリー映画「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」が、1月29日(金)より公開となる。
【写真を見る】ドキュメンタリー映画「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」ではメンバーの素の表情も
同作品は、AKB48グループで唯一の劇場支配人を兼務する指原莉乃が監督を務めており、持ち前の好奇心と行動力を全開にして、メンバーだけでなく運営スタッフにまで切り込んだファン必見の話題作。創立当時の貴重な映像とともに少女たちが刻んだ青春の記録を振り返りながら、指原によるインタビューを織り交ぜて、メンバーの今と未来にスポットを当てている。
今回、グループ結成当初からHKT48をけん引してきた中心メンバーの宮脇咲良と兒玉遥にインタビューを行い、4年間の活動を振り返ってもらいながら本音を語ってもらった。
――これまでの活動を描くドキュメンタリー映画が公開となりますが、お2人が4年間で一番印象に残っていることは?
宮脇:2015年の紅白歌合戦に落選したことを知った時です。さっしー(指原)からメンバーに「紅白に出られませんでした」と泣きながら伝えられたのですが、その時に「こんなに(HKT48のことを)背負ってたんだな。全部、さっしーに任せきりだったんだな」と感じて、申し訳なくて涙が出ました。
兒玉:私は、初めてのオリジナル曲「初恋バタフライ」をいただいたことです。当時は一期生として頑張ってやっと自分たちの曲ができたという中で、新しく入ったメンバーがセンターを務めたんです。今思えば子供だったなって。その時のインタビュー映像を見ると、幼いなりにこんなふうに悩んでたんだなと思いながらも、初心に戻れて刺激になります。
――お2人が印象的に残っている出来事は?
宮脇:2ndシングル「メロンジュース」のジャケット撮影の時に、二期生が2人でセンターということを知って、その日の夜、ホテルで2人で泣きました。どこに気持ちをぶつけていいか分からなかったんだよね。
兒玉:そうそう(笑)。泣いて発散というか。
――今回のドキュメンタリー映画で、指原さんが監督ということについては?
兒玉:普段は近い距離にいるさっしーなのですが、映画用のインタビューになると、なんだか「“監督さっしー”だ」って思ってしまって、あらためて思い出を語るとなると意外と緊張しました。
宮脇:私は逆! ただ、2人ご飯を食べているところを撮られていたという感じで…(笑)。「これで大丈夫かな?」って思っちゃうくらいでした。他のメンバーは、真剣に語って涙を流したりもしたらしいのですが。だからもう、素の部分が出過ぎていてちょっと見るのが怖いですね(笑)。
兒玉:確かに、(普段見せない)“隙”みたいなところは撮られていると思うから怖い! 撮影していることも知らされないまま楽屋の雰囲気を撮ってたりして「今、カメラ回ってたんですか?」ってこともよくあって。
宮脇:そうそう。スマホでも撮ってたんですよ! 「何ですか、これ?」って聞くと、「あ、ドキュメンタリー」って…(苦笑)。
兒玉:もうどこから撮られているか分からない状態で、途中から(カメラを)気にしなくなりました(笑)。
――最後に、今作の見どころをお願いします!
兒玉:涙や感動するところもあると思いますが「HKT48のこれからが楽しみだね」って思ってもらえたらうれしいです。
宮脇:さっしーと一対一で、メンバーのことをどう思っているかを語っていたりもするので、メンバーと一緒に見るのが恥ずかしいですね(照)。さっしーが監督だからこそ出ている私たちの素の部分や本音をお楽しみに!