日本勢、五輪枠獲得できず―射撃アジア予選

 射撃のリオデジャネイロ五輪アジア予選は27日、ニューデリーで開幕し、クレー女子トラップで同五輪代表に決定している中山由起枝(日立建機)が1位となった。中山は既に五輪出場枠を獲得済みで、今回の1位で日本に新たな枠は与えられない。女子エアピストルは佐藤絹子(警視庁)の21位、男子ライフル伏射は谷島緑(自衛隊)の16位が日本勢の最高。ともに決勝に進めず、五輪出場枠を獲得できなかった。

 五輪予選は昨年11月のアジア選手権を兼ねて実施される予定だったが、開催国のクウェートが五輪憲章に反したとして、国際オリンピック委員会(IOC)が予選と認めず、インドで代替開催となった。