武内直子氏の人気漫画を再アニメ化した「美少女戦士セーラームーンCrystal」の第3期「デス・バスターズ編」の新キャスト発表会が1月26日、東京・文京区の講談社であり、今期から登場する外部太陽系戦士3人の声を皆川純子、大原さやか、藤井ゆきよが務めることがわかった。セーラーウラヌス/天王はるかを皆川、セーラーネプチューン/海王みちるを大原、セーラーサターン/土萠ほたるを藤井が担当する。
この日は、新キャストの皆川と大原、主演声優の三石琴乃が出席した。起用が決定した瞬間の気持ちを聞かれると、皆川は「飛び上がるほど嬉しかった。思い出したら涙が出るほどテンションが上がる!」と興奮気味に語ったが、「同時にプレッシャーも半端じゃなかった」と告白。そのうえで、「皆さんが愛してやまないセーラームーンを、私は皆さん以上に愛してウラヌスを演じていきたい」と意欲を述べた。
一方の大原も、「伝説の作品にこのような大役で関わらせていただけて嬉しい。心と魂を込めて演じていこうと思っています」と喜びを爆発させた。緊張をのぞかせながら話す2人に対し、三石は「20年前に大ヒットした作品ということがありきだけど、また別の次元の作品なので、遠慮しないで全力で来てください!」とエールを送った。
さらにこの日は、参加できなかった藤井のメッセージ映像も上映された。「(役に決まったのが)まだ信じられない」と語り、「新キャスト3人で励まし合いながら収録しています。おふたりは本当に素敵で、ハートを撃ち抜かれました」と述懐。さらに三石に向けて、「セーラームーンは三石さんにとって、大切な作品。誠心誠意頑張らせていただこうと思っております」と真しに語っていた。
新キャストたちを見守っていた三石は、「アフレコでは、新メンバーは緊張しながら臨んでいます。でも、元々のメンバーがムードメーカーになって、徐々に和やかになってきました。わたしはそんな雰囲気を見守るお父さんみたいな目線」とニッコリ。さらに、真っすぐに前を見つめながら「新たな仲間も加わり、とても心強いと思っているので、これからも応援よろしくお願いします!」と力強く語った。
「美少女戦士セーラームーンCrystal」は1990年代に放送された人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の新シリーズ。主人公・月野うさぎたちの前に新たな敵デス・バスターズが現れる第3期は、今春から放送開始。なお、今期から登場するその他のキャラクターの声は、カオリナイトをよのひかり、土萠教授を桐本琢也、ファラオ90を土師孝也、ウィッチーズ5のミメットを長久友紀、ユージアルをたかはし智秋、ビリユイを本泉莉奈、テルルを大空直美、シプリンを庄司宇芽香が担う。