28日、パリで、首脳会談前に握手するイランのロウハニ大統領(右)とフランスのオランド大統領(AP=共同)
共同通信社

 【パリ共同】フランスを初めて公式訪問したイランのロウハニ大統領はパリで28日、フランスのオランド大統領と会談し、中東情勢を中心に外交、安全保障問題などを協議した。双方は航空機購入や自動車製造、エネルギーなど広範な経済協力に関する協定に署名した。

 フランス政府は今回の訪問を、イランの「国際社会への復帰」(オランド氏)と位置付けており、アンバリッド(廃兵院)で歓迎式典を開いた。ロウハニ師は経済団体との会合で「遺恨を捨て2国間の新しいページを開きたい」と述べた。

 経済分野では、イランは欧州航空機大手エアバスから旅客機114機を購入する方針を表明した。

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