29日の日経平均株価・終値は前日比476円85銭高の1万7518円30銭。朝方は米株高を受けて高く始まったものの、前場は売りに押される展開が続いた。午後0時40分頃に日銀がマイナス金利の導入を発表すると急激に上昇し、一時597円高を付けた。マイナス金利の具体的な内容が確認されると上げ幅を縮小し、午後1時30分頃には一時274円安まで急落。ただ、その後は再び買い優勢に転じ、終盤にはきょうの高値近辺まで上昇した。
業種別では、不動産、証券、鉱業が上昇。一方、銀行は唯一下落した。(編集:松浦直角)