トヨタ、生産体制見直し グループ工場爆発で来週

 トヨタ自動車が生産体制を見直し、国内工場の全ての自動車生産ラインで残業と休日出勤を来週の1週間取りやめることが29日分かった。グループの愛知製鋼(愛知県東海市)知多工場で加熱炉が爆発した影響で鋼材の部品供給が滞るため。

 翌週の2月8日以降の生産体制をどうするかは週明けに決めるが、仮に供給不足が長引く事態となれば、生産停止などさまざまな影響が出る可能性も考えられる。トヨタは状況を慎重に見極め、生産計画を練り直している。

 トヨタは国内工場で1日当たり1万3千~1万4千台程度を生産している。