「和食さと」で5人食中毒、奈良 ノロウイルス検出
奈良県は30日、橿原市御坊町の「和食さと橿原北店」で24日に食事をした客5人が吐き気や下痢などの食中毒症状を訴え、全員の便からノロウイルスを検出したと発表した。いずれも軽症で快方に向かっている。
県によると、5人は30~52歳の男女。24日午後にしゃぶしゃぶやすし、焼き鳥などのコース料理を食べ、翌25日夜から症状が出始めた。24日は207人が同店を利用、5人以外に発症者は確認されていないという。
従業員1人からもノロウイルスを検出したが、体に不調はない。県は同店に対し、30日から3日間の営業停止を命じた。