竹内結子&橋本愛共演で、小野不由美氏の小説を映画化した「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」が1月30日、全国221スクリーンで封切られ、2人をはじめ佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、中村義洋監督が、東京・丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶に出席した。
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竹内は、Jホラーの金字塔「リング」(1998)で映画デビューを果たすも、本作のプロモーションを通して"怖がり"を公言してきた。今回の出演は「リベンジのつもりだった」と言うが、克服とはいかず「ホラーに関しては引退宣言をさせて頂きます」と苦笑いした。今後ホラー作品のオファーが来た際は、「慎重に検討させて頂きます。でもやるとしたら、怖がらせるキャラを演じたい」と希望した。
この日、節分にちなんで豆をまきながら登場した登壇陣は、いま退治したいものを発表。竹内は「怖いものを克服する!」と諦めない姿勢を見せ、橋本は「夜更かし。今日も朝早かったのであまり寝ていない。夜明けを見て来ました」と明かした。滝藤は「悪玉コレステロール。健康診断でちょっと多いと言われた。奥さんは栄養士なんですけど、殺そうとしているのかな(笑)」と家庭内でのリアルホラー体験を披露し、会場の笑いを誘っていた。
映画では、小説家の「私」(竹内)と読者の久保さん(橋本)が、奇妙な音がする部屋に秘められた恐ろしい真相に迫っていくさまが描かれる。竹内は、「残穢が皆さんに広まればと願っております。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは、おうちに帰ってから確かめて頂ければ」と、"部屋に持ち帰る"恐怖をアピール。中村監督は「原作は置いておくのも怖いと言われている。ぜひお塩でお清めして」と呼びかけていた。