【ニューヨーク共同】29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日と比べた上げ幅が一時200ドルを超えた。
午前10時現在は前日比184・94ドル高の1万6254・58ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は46・87ポイント高の4553・55。
朝方に発表された2015年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)速報値がさえない内容となり、景気減速により米利上げのペースがより緩やかになるとの見方から買い注文が広がった。
日銀が金融政策決定会合でマイナス金利の導入を決めてアジアと欧州の株価が上昇したことも好感された。