文・取材・撮影:編集部 ばしを
実況、審判も揃ったリアルな『ウイイレ』を体験できるステージ!
2016年1月30日~1月31日、千葉・幕張メッセにて開催中の、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2016”。リアルサッカーステージでは、サッカーのフルコートを模したステージ上に、22台のモニターとPS4を設置し、22人がそれぞれ専属のポジションについた『ウイニングイレブン2016』の対戦プレイが行われた。ここで、大白熱のリアルサッカーゲーム体験ステージの模様をお届けする。
まるでサッカーのミニコートを思わせるステージ上の各ポジションの位置に、1チーム11台ずつ、計22台の『ウイニングイレブン2016』試遊台を設置し、リアルサッカーさながらの11人対11人対戦を行う、“リアルサッカーステージ”。通常の『ウイニングイレブン2016』の対戦といえば、一般的には1対1で、プレイヤーが操作するキャラクターは任意または自動的に切り替えながらプレイするのが基本のスタイル。オンライン対戦時は、11人対11人の対戦こそ行えるが、チーム間の連携が必要なサッカーにおいて、オンラインで複数人の協力・対戦プレイをするのは、意思の統一やコンビネーション面で、かなりの困難を伴うことになるのは想像に難くない。
会場でのプレイは、参加者たちが即席のチームを組んで、協力・対戦プレイを行うものとなっているが、チームワーク感を出すため、お笑いタレントのディエゴ・加藤・マラドーナ氏と、モデルで、ブラジル代表ネイマールのソックリさんとしても活動しているネイボール氏がリアル監督として、それぞれのチームを率いて対戦を行うスタイルが取られていた。
ひとりでプレイしている場合と異なり、多人数協力プレイでは、常に全体の流れを把握しながら、オフ・ザ・ボール(ボールがないところ)での動きが求められる。しかし、即席チームが故に皆がきちんと役割分担ができていなことも多く、そうすると全員がいっしょにボールを追いかけ回してしまったりと、まるでポジション役割のない子供たちのサッカーのようなハチャメチャな混乱になることも。
この“リアルサッカーゲーム supported by ウイニングイレブン2016”は、サッカーに興味さえあれば、男性女性に関わらず、大人でも子供でも、またサッカー経験者でなくてもいっしょにサッカーを楽しめるイベントとなっている。冒頭でも述べたとおり、『ウイイレ』のオンライン環境で11人対11人プレイを行うことは可能となっているが、11人皆が同じ場所に居合わせ、リアルサッカーさながらにをプレイする場面というのは、現実ではそれほど機会がないと思われる。
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