ナイジェリアからの報道によると、同国北東部マイドゥグリ郊外の村ダロリで30日夜、イスラム過激派ボコ・ハラムによる襲撃があり、ロイター通信によれば、少なくとも65人が死亡した。
地元住民らの話としてAFP通信が報じたところでは、銃や爆発物で武装した襲撃犯らは、車やバイクで村に乗り付け、銃を乱射したり建物を焼き払ったりした。軍の報道担当者は、声明で「3人の女の自爆テロ犯も村人に紛れ込もうとしたが、阻止され自爆した」と説明した。
AFP通信によると、チャド湖周辺でも31日、自爆テロが2件連続して発生し、合わせて3人が死亡、56人が負傷した。ナイジェリア、チャド、ニジェール、カメルーンの国境に位置するチャド湖周辺では、ボコ・ハラムによる襲撃が頻発している。