うどんだけじゃない! 香川県産オリーブを使った絶品メニューが美味すぎる | ニコニコニュース

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1月29日、東京・ヒルトン東京お台場にて、「さぬきうまいもん祭り in 東京」が行われた。

このイベントは、関係者を招き、香川県の旬な県産品を使ったグルメをご紹介する大試食会で、今回は「オリーブオイル」にスポットを当てる。「え?香川ってうどんだけじゃないの?」と侮るなかれ、香川県はなんと日本のオリーブオイル発祥の地なのだ。さらに、生産量も日本一。その品質も世界的に認められており、「2015 ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会(北半球の部)」では、日本で初めての最高賞を受賞するなど、高い成績を残している。

そんな香川が誇る名産品を最大限に生かすべく、ヒルトン東京お台場シェフ:鉄邦男氏が腕によりを振るい、様々なビュッフェ料理やスペシャルメニューを用意した。

メイン料理の「ハーブでマリネした香川県産真鯛のミキュイ デコポンの香り オリーブの新漬とオリーブオイルのタプナード添え」は真鯛を一晩、塩とハーブでマリネする。これだけでもしっかりとした味付けだが、さらにデコポンのスライスを敷きつめて香りを移している。

真鯛は、鉄板カウンターで表面を軽くあぶり提供される。噛むとホロリとほぐれて、香ばしい香りが口いっぱいに広がる。ソースは、オリーブとオリーブオイルで作ったシンプルなもので、シェフによると「オリーブの風味を最大限に生かしたかったので余計なものは省いた」とのことだ。淡く上品な真鯛をより引き立てる濃厚なオリーブの香りが心地よい。

また、ビュッフェ料理として、冷製料理には「モッツァレラチーズと香川県産ミニトマトのカプレーゼ」「香川県産マダコのカルパッチョ仕立て サンタフェソース」、温製料理には「ポークロインのハブロティ 香川県産金時人参のカラメリゼ」「ジャガイモのポタージュ 香川県産菜の花のピュレ添え」などを提供した。小さな県にもかかわらず、特徴のある豊富な食材には驚きだ。

締めには、ブランドフルーツ「さぬき讃フルーツ」から旬のイチゴ「さぬきひめ」を使用したスイーツもお目見えし、最後まで参加者を”香川づくし”で楽しませた。

中盤には、刑事ドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)などに出演した俳優の今里真とオリーブソムリエの黒島慶子が登壇し、「香川県産オリーブオイル」の歴史や魅力をプレゼンテーションで紹介する一幕も。さらには、香川県のゆるキャラならぬ「ツルきゃら」の「うどん脳」が登場すると、参加者は「かわいい!」と一緒に撮影をしていた。

今回で3回目の開催となる「さぬきうまいもん祭り」だが、次回はどんな名産品がフィーチャーされるのか期待したい。