【上海共同】中国上海市の食品会社「上海福喜食品」が使用期限切れの食肉を使った加工品を販売した問題で、上海市嘉定区の裁判所は1日、粗悪品を生産、販売した罪で、同社の親会社、米OSIグループの中国法人の幹部ら計10人に懲役3年~1年7月の有罪判決を言い渡した。うち4人は執行猶予付きの判決。

 裁判所は組織ぐるみの不正と認定し、上海福喜食品と河北省のグループ会社の2社に計240万元(約4400万円)の罰金の支払いを命じた。

 日本マクドナルドも上海福喜食品から輸入した鶏肉を使っていたことから、日本でも消費者離れを招くなど大きな影響が出た。

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